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ひこにゃんツアー(4)

旅行に行くなら琵琶湖。お泊りの際はホテル琵琶湖(仮)へ。

Img_0962やっと部屋が取れました。

1泊、猫付でなんとタダ!!

なんと、ただぁ…泣。

結局、米原でも部屋が見つからず、長浜というところでも2~3軒探しても空きがありませんでした。

最後に行ったホテルの人に何でどこも満室なのか聞いてみたところ、真犯人が浮かび上がってきました。

Dscf0137_4犯人はこいつら。

今、大河ドラマで浅井三姉妹をちょうどやっていて、琵琶湖周辺がホットスポットになっているというのです。60前後の方々がもっさり観光にいらっしゃっているようです。

まあなんて言うんですか、今まで野宿や車中泊は何度も経験しているので大丈夫だろうと思ったんです。ところがどっこい、予定に無い野宿というのは初めてで精神的に大ダメージでしたotz

金を持っているのに野宿。堪えました。野良猫めっちゃいるし。

Img_0980

朝、野宿をした公園の近くのコンビニでおにぎりを買いました。

コンビニの駐車場にも野良猫が何匹かいて、おにぎりを頬張ろうとするとにーにー鳴きながら寄ってきます。

「ういやつ、ういやつ。」おにぎりを少し崩して猫に与えます。

猫はまったく食べません。

~つづく~

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ちゃま語

ある晴れた日の、駅前での出来事。

駅前のバスの停留所では、出発時間までまだ時間のあるバスが入り口を開けて待機していた。

バスの中には5、6人の客が乗っていて、その中にある母娘と、その母娘のご近所さんと思しきおばちゃんが乗っていた。娘は見たところ2、3歳。おばちゃんは60前後のようだ。

僕はそのバスに乗る予定も無く、ただその停留所の前を歩いて通り過ぎようとしていただけだったが、おばちゃんの不意を突く一言で足を止めた。

「○○ちゃん、こんにチワワ!!」

「何っ…!?どうみてもあの歳じゃおぼっちゃま君なんて知らないはず!?」

僕はその事象に興味を持ち、足を止めて様子を伺うことにした。

「○○ちゃん、こんにチワワ!!」

「自分でちゃま語を使うでは飽き足らず、あんな小さい子にまでちゃま語を刷り込むとは…。このおばちゃん、出来るッ!!」

バスの中では執拗におばちゃんが「こんにチワワ」を繰り返していたが、社内の人や母親は特に気にもせず、傍観していた。

「早く止めないと、あのおばちゃんがエスカレートして、ともだチ○コとか言い出しかねない。…いやむしろ、そのシチュエーションを見てみたいかも。」

「○○ちゃん、こんにチワワ!!」

執拗なまでにこんにチワワを繰り返すおばちゃん。もしかして頭のかわいそうなおばちゃんなのか、と思った瞬間。

「○○ちゃん、こ、ん、に、ち、わ、は?」

おばちゃんがゆっくりと喋ったとき、謎は解けた。おばちゃんが繰り返していた言葉は「○○ちゃん、こんにちわは?」だったようだ。

しかし発音の悪いおばちゃんだ。おぼっちゃま君を知っている人にはなかなか堪えるボディブローだった。

バスの扉は閉まり、停留所から出て行った。

~終わり~

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ひこにゃんツアー(3)

Img_1015 「飽きたの?」

「ええ…」

そんな書き出しで始まるひこにゃんツアーの日記第3回。

彦根に着いたのはPM4時。小雨がちらつき土曜だというのに人影はあまりありませんでした。ひこにゃんのオブジェにばかり目が行ってしまい、町の景観は写真に収めていませんでした。

Img_0950_2 まだ夜まで時間があったので、地元の本屋に入りガイドブック的な本を購入。これでホテルや観光スポットの場所はバッチリです。先ほども書きましたが人通りもまばらなので、ホテルも駅前のビジネスホテルに夜、飛び込めば余裕な流れです。少しの間、ガイドブック片手に町を散策してひこにゃんグッズを物色することに。

Img_0955 空もちょっと暗くなってきたので、自分へのご褒美タイム(ひこにゃんグッズ買い漁り)を終了し、そろそろホテルへの突撃タイムになりました。目星をつけておいた、駅前で一番大きなホテルに向かいます。

フロントに声かけます。

「満室です。」

「えっ?」

今までの人生の中で、3回ほど突撃!生旅行!!的な行いをしてきたのですがこのようなケースは初めてでした。

それでも向かいにホテルがあるのでそっちなら余裕だろうと考え、突撃。からの、満室。

いやまてよ、ちょっと離れたところにもう一軒…からの満室。ここでフロントから彦根宿泊施設組合のマップをゲット。

正直ちょっとあせってきました。

Img_0949 こいつ、歓迎とか言いつつ俺を試してんのか?というひこにゃんの陰謀説が脳内で渦巻いていました。「泊まれるもんなら泊まってみろよ!」とひこにゃんの高笑いが聞こえます。しかし、今手元には宿泊施設の一覧があります。電話をかけていけばイチコロです。

満室です。」

満室です。」

満室なう。」

満室です。」

…ひょっとしてやばいの、俺?

ちょっと落ち着いて考えを張り巡らせました。

「いやちがうわー、わかったわー、黒幕はひこにゃんじゃないわー、宿泊施設組合だわー、あいつらシングルの客に、ツインは空いてるのって言わせてツインの料金払わせる気だわー。わざとシングルは無いって言ってんだわー。」

無駄に金を払うのは癪ですが、泣き寝入りするしかありません。

「シングル、もしくはツイン空いてますか?」

「空いてません。」

「シングルとかツインとか。」

「空いてません。」

「何でも良いから部屋空いてますか?」

「空いてません。」

彦根宿泊施設組合の団結力は凄まじく、よそ者はとてもじゃないですが近寄らせてもらえませんでした。

そんな傷心の弊員は、ふと、逆転の秘策を思いつきます。

「泊めてもらえないなら、出ちまえばいいんだよ。」

そう、彦根市がダメなら隣町のホテルに行けばよかったんです。ひこにゃんから離れれば観光スポットもないし、ホテルもスッカスカでしょ。

一目散で電車に乗り、米原駅を目指しました。

しかしかの地で真の黒幕の存在を知ることとなったのです。

~つづく~

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